【Short Review】地方銀行の金利リスク(IRRBB)開示状況調査(2021年)

サマリー

 銀行勘定の金利リスク(IRRBB)の開示が国内基準行で2019年3月期に始まり、2021年3月期でΔEVE(経済価値変化)の開示が3年、ΔNII(期間収益変化)の開示が2年経過した。
 本稿では、昨年までと同様に国際統一基準行(11行)を含む地方銀行、第二地方銀行100行のディスクロージャー誌から2021年3月期のΔEVEの重要性テスト比率および最大値をとる金利ショックシナリオ、流動性預金におけるコア預金内部モデルの金利改定の平均満期の動向、ならびにΔNIIの状況と資金利益に対するΔNIIの比率を確認する。また、今年度はΔEVEの変動理由の開示状況も調査する。
 

サービス・事例紹介

この記事に関連する当社のサービスや事例のご紹介をご希望の方は、下記よりお問い合わせください。
担当研究所・研究員からご案内をいたします。

ご意見の投稿

この記事についてご意見をお聞かせください。
今後のサイト運営や、レポートの参考とさせていただきます。

  • 戻る
  • ページ先頭へ戻る