【Short Review】コロナショック下における地方銀行のVaRの動向

サマリー

 新型コロナウイルスの感染拡大により、今年の2月下旬以降金融市場の変動が大きくなっており、地域金融機関の主要なリスク管理指標であるVaRが増加している。有価証券運用においてVaRによる限度枠を設定している地域金融機関も多く、VaRの計測方法や運用資産によってはアロケーションの変更や有価証券運用における収益追求の制約になる可能性がある。本稿では、地方銀行の有価証券残高の合計を代表的なポートフォリオとみなして、有価証券のVaRの推移や足元の水準、変動要因を示す。そして、今回のコロナショックと過去のショック時を比較し、その結果について考察する。

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