【Research Clip】TCFD「2019 Status Report」

サマリー

気候関連財務情報開示タスクフォース(以下、TCFD)は2018年に引き続き、「2019 Status Report」を2019年6月に公表した。前回と同様に「2019 Status Report」では、気候に関する企業の情報開示の進捗状態をTCFDが独自に調査した結果とそこから判明した課題点が報告されている。
近年、気候変動による企業の財務リスクに関する情報開示の需要が投資家の間で高まっている。
その現状を踏まえ、TCFDは気候に関する情報開示フレームワークを提供し、企業の情報開示状況の調査を2016年から開始した。今回の調査結果からTCFDは、気候に関する企業の情報開示は増加しているが、投資家の意思決定に十分有効な情報開示には至っていないと指摘している。

全文ダウンロード

サービス・事例紹介

この記事に関連する当社のサービスや事例のご紹介をご希望の方は、下記よりお問い合わせください。
担当研究所・研究員からご案内をいたします。

ご意見の投稿

この記事についてご意見をお聞かせください。
今後のサイト運営や、レポートの参考とさせていただきます。

  • 戻る
  • ページ先頭へ戻る