標準的手法におけるファンドの取扱い~バーゼルⅡ追加Q&A(2006年12月27日)の概要~
- 2007年2月28日
社会システム研究所
- 有森 美木
サマリー
金融庁から公表された「バーゼルⅡに関する追加Q&A(平成18年12月27日)」によると、標準的手法におけるファンドの取扱いは、ファンド内の資産構成を把握できる場合は、ファンド内の個々の資産の信用リスク・アセットを算出して足し上げるのが原則である。ただし、ファンド内の資産構成を把握することが困難な場合は、裏付けとなる資産の運用に関する基準等に基づき、裏付けとなり得る資産のリスク・ウエイトのうち、最大のものを不明な部分の額に適用する。