【Short Review】国際的なカーボンニュートラルの取り組みについて

サマリー

 地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)で採択されたパリ協定のもとで、全ての国が温室効果ガス排出削減目標を5年ごとに提出・更新することが義務づけられた。しかしながら、各国のエネルギー構成や経済状況等は多岐にわたっており、目標達成に向けた難易度や進捗は一様ではない。産業革命以降の気温上昇2度未満、できれば1.5度に抑える目標達成のためには、各国の取り組みに加え、多国間での連携や新興国・開発途上国に対する支援といった多方面からの取り組みが不可欠である。
 本稿では3つの側面から課題解決に向けた取り組みを紹介する。1つめは気候変動に関する情報開示制度に関して米国、英国の動向、2つめは多国間の連携による取り組みについて日本とEU、日本と米国の事例、3つめは新興国・開発途上国の取り組みについてカーボンニュートラルに向けてグリーン水素等の再生可能エネルギーの利用に注力しているインドの動向を紹介する。

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