2012年の金融市場は、欧州および米国の財政問題や日米欧の金融緩和政策の動向等の要因を背景に、リスクオンとリスクオフを繰り返し、上下に振れる展開となった。
しかし、衆院解散決定以降の円安進展もあり、11月中旬より円ベースでみた各国市場のパフォーマンスは、年末にかけて概ね堅調に推移した。
オープン投信については、年末にかけ円が多くの通貨に対して下落したことから、為替リスクのある投信を中心にパフォーマンスは大きく好転した。
こうした中、2012年末の純資産総額は、2年ぶりに50兆円台を回復した。