ヘッジファンド概況(2017年3月)

サマリー

1. ヘッジファンドの資金動向
~3ヶ月連続で運用残高が増加~
当月は、ヘッジファンド全体で27億ドルの運用益が生じ、93億ドルの資金が純流入した。その結果、当月末の運用残高は、前月末から120億ドル増加し、2兆2,744億ドルとなった(図表1)。なお、運用残高の増加は3ヶ月連続となる。
戦略別にみると、運用益は株式ロング・ショート(32億ドルの運用益)が最も大きく、マルチ・ストラテジー(15億ドルの運用益)が続く。資金の純流入では、マネージドフューチャーズ(74億ドルの純流入)が最も大きく、運用益が最も大きかった株式ロング・ショートは35億ドルの純流出であった (図表2,3)。
投資地域別にみると、運用損益は北米が14億ドルの運用益となるなど、いずれの地域もプラスであった。資金の純流出入では、純流出の続いていた欧州が15億ドルの純流入に転じるなど、いずれの地域も純流入となった(図表4,5)。

2. ヘッジファンドのパフォーマンス概況
~破綻債券のリターンが13ヶ月ぶりのマイナス~
ユーリカヘッジ・ヘッジファンド・インデックスの直近1 年間の戦略別パフォーマンス概況は以下のとおりである(図表6,7,8)。(インデックスの概要は巻末Appendix を参照)
当月は9戦略のうち7戦略がプラスリターンであった。なかでも株式ロング・ショート(+1.01%)が最も大きく、アービトラージ(+0.54%)、債券アービトラージ(+0.45%)と続く。一方、12ヶ月連続でプラスリターンとなっていた破綻債券は、13ヶ月ぶりにマイナスリターン(-0.98%)となった。

全文ダウンロード

サービス・事例紹介

この記事に関連する当社のサービスや事例のご紹介をご希望の方は、下記よりお問い合わせください。
担当研究所・研究員からご案内をいたします。

ご意見の投稿

この記事についてご意見をお聞かせください。
今後のサイト運営や、レポートの参考とさせていただきます。

  • 戻る
  • ページ先頭へ戻る