株式市場はアルゼンチンペソの急落に端を発した新興国通貨の全⾯安、そして新興国経済懸念の⾼まりから、2013年末の上昇ムードから⼀転し、⽇経平均株価ベースで年初から2⽉第3週(14⽇)までの間に12.1%下落した。⼀⽅、相場の低迷とは対照的に、オープン投信(公募追加型株式投信)市場には2014年に⼊ってから6週連続で資⾦が流⼊し、弊社の推計では14⽇時点で既に1.9兆円の新規資⾦がオープン投信市場に流⼊した。また、その資⾦の内訳をみると、新規設定ファンドに約0.2兆円、既存ファンドに約1.7兆円と、これまでと異なり既存ファンドへの資⾦流⼊が⽬につく。