生活者に関するアンケートから見た女性の重視する生活領域とその決定要因について

サマリー

日興フィナンシャル・インテリジェンスでは、2007年10月に生活者に関するアンケートを実施した。アンケート項目として生活領域30項目についての関心度合い、またその項目に関する購買行動で重視する要因、さらに実生活における環境に関する行動などがある。
本稿はこれらについて集計し、その結果について報告する。まず30項目に関する関心度合いについては、男女別では、その関心を持つ「領域」がやや異なっている。さらに女性についてはその属性ごとに検証を行った。検証によって男女間での生活領域30項目に対する「関心度は」一部について差異が見られたが、大方同程度であることが明らかとなった。
次に購買行動において重視する要因では、年齢の変化や女性の給与水準の変化によって「高付加価値」な要因が高まっている。また、「家のゴミを分別する」「地域、山などの公共の場でのゴミ拾いをする」といった日常の消費以外の環境に配慮した行動(以後、環境行動)と環境に配慮した財やサービスの購買行動との相互関係について検証したところ、女性は環境行動に関係なく環境に配慮した購買行動を行うことが示唆された。

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