マーサー 投資判断におけるESG要素の考慮がパフォーマンスへ与える影響についての近年の論文を総括したレポートを発表

サマリー

マーサー(Mercer)は、「Shedding light on responsible investment:Approaches,returns and impacts」というタイトルで、投資におけるESG(環境、社会、企業統治)要素がパフォーマンスに与える影響について、近年の論文を総括したレポートを発表した。マーサーはニューヨークを本拠地とし、世界40カ国約180都市にわたり19,000名以上のスタッフを擁する世界最大級の、組織・人事マネジメント・コンサルティング会社である。
マーサーは同レポートにおいて、ESG要素がポートフォリオ・パフォーマンスに与える影響について近年学術誌に発表された論文のうち、ファイナンス理論に基づいた比較的信頼性の高いものについて調査を行った結果を述べている。同レポートによると、2001年から2009年の間に発表された16の論文のうち、ESG要素がパフォーマンスにプラスの影響を示したものが10本あり、2本がマイナスか中立、4本が中立の影響を示しているという。

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