近年、企業は社会的責任(CSR)、特に環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)への対応が求められている。この点に着目したファンドが、多く設定されている。前回では国内株式を投資対象とする環境配慮型ファンドのパフォーマンス状況を確認した。
さて、ここ2~3年では、国内だけではなく、グローバルベースでの株式に投資する、「地球環境」をテーマとしたファンドの設定が相次いでいる。そこで今回は、NFI大分類「グローバル株式(ヘッジなし)」に属しながら、地球環境をテーマに投資を行うファンドに焦点を当ててみる。